2点のブログ

頭の悪い大学生のブログです

みなさまごきげんよう、ICU落ちました(最後に自己紹介もあるよ!)

 みなさまごきげんよう。3点と申します。浪人生活が終わり、春からようやく大学生をやっています。

今日はブログを書き始めるにあたり、大学受験の思い出を少し振り返っていこうと思います。自己紹介もゆるくしようと思います。

 

 

 某の大学受験において第一志望はいくつかあったのだが、そのうちの一つがICUこと国際基督教大学であった。みなさま大好きコムK・マコ夫妻の母校として有名なあのICUである。(ICU様の名誉のために言っておきますが、ICUには素晴らしい卒業生の方もたくさんいらっしゃいます)

 某は高校受験のときにICUHSを受験したものの、ケプラーの法則の数学の入試問題に惨敗。以降現役の大学受験、今回の浪人での大学受験と三度目の挑戦であった。三度目の正直になるはずだった。現役時にはボッコボコだったリスニングは毎日時間をとってしっかりと強化したし、英語の最後の単語問題は取りこぼしを絶対にしないように念入りに鉄壁で対策をした。人文・社会科学はもともと得意で過去問でも9割は切ったことがなかった。ATLASはあまり対策がないように思ったのでとりあえず神とかに祈ってみた。聞き手の手術直後(実は利き手に病気が見つかり秋ごろに手術しました)の模試でもB判定くらい。正直、けっこう、希望はあると思っていた。

 

 入試当日。武蔵境駅に着いたところで、見渡す限りのなんかおしゃれそうな人間が一斉に電車を降りた。やっぱりInternationalなChristianのUniversity、それっぽい人間が受験するらしい。ICU行きのバス乗り場には陽キャの列が形成されていた。そんな中に並ばなければならないのは少々申し訳ない気がしたが、おどおどしても仕方なさそうなのでドヤ顔でモンスターエナジーを飲んでみた。安定にうまし。そしてICU、安定に駅から遠し。到着した試験会場について特筆すべきことは特にないので、トイレがとんでもなく豪華(おしゃれな個室の中にそれぞれ洗面台がついている、もちろん温便座、大好きすぎて受験料の元を取るべくたくさん行った)なことと机が極端に小さくて問題冊子を広げることすら不自由であるということだけ伝えて終わります。

 

 一科目目、人文・社会科学。終了後の某は宇宙の正体をも把握したようなドヤ顔をしていた。満点以外の何物でもないような出来だった。ちょっと不安だった世界史チックなところも全部合っていたし、仮にどこか落としていたとしても9割5分くらいは絶対に取れた。取れるところは取り切った圧倒的自信で魔剤が進んだ。この休み時間にトイレに二回行った。

 

 二科目目、ATLAS。日本語のリスニング(帰国子女を想定しているのか難易度は高くない)と理系っぽい問題が少し出る。正直思ったより落としてしまった。低く見積もって6割くらいだと思う。文系方式の試験で物化チックな問題を出すな。ふざけんな。この大学のOBでおはしますコムK様はやっぱり頭がいいんだなって思って休み時間にggってみたらインターナショナルスクールから9月入学コースらしかった。コムK様にも是非このATLAS解いていただきたい。

 

 

BTW、昼休み。写真を撮るのを忘れたんだけど、その場で豆挽いてくれるタイプの本格的なコーヒー自販機があって最高でした。

 

 

 三科目目、英語。みなさん、こういうブログの構成だと某が英語で大きく点を落としてこの大学に落ちたんだって推測してますでしょう。それが、違います。某はちゃんと闘いましたよ。体感はリスニング6割読解7.5割。最後に一ミスに気付いてショックを受けたものの、後悔はない出来だった。

 

 

 試験終了後、某は正直ICUに受かったと思っていた。英語が帰国子女並みにできたとかそういうのではないからおこがましく聞こえるけれど、合格最低点は六割くらいだし、正直、三度目の正直は成功したと思っていた。脳内で改めて自己採点した感じ、大体例年の最低点+15点くらいの得点だった。たぶん、受かった。そう思うとなんだか嬉しくなっちゃって、帰りに武蔵境のイトーヨーカドーに寄ってフードコートでミスドのドーナツを5個くらい爆食いしてきた。周りの目なんて気にならなかった。だって某はICUに入って、無敵のATMと出会って天下を取る卍予定だったから…………

 

 

 衝撃の不合格発表は試験の約十日後だった。全問マークシートなんだから採点もっと早くしてください。某はとある大学の入試を終え、鼻の穴を膨らませながら帰ってきた。たぶん、たぶんICUには受かってたと思っていた。リビングに自分のPCを持って移動し(チキンなので自室では発表を見ることができない)、ICUのホームページを開く。と、何かがおかしい。こいつ、こんなことほざいてやがる。

 

www.icu.ac.jp

 

2022年度一般選抜(A方式)における出題ミスについて(お詫び)

 

 

 

 

 

 

は??????????

 

 

 受験生全員が正解扱いになった問題が物理とか化学とか生物とかそっち寄りの問題ばっかりだったらよかった。そしたら、某には全く関係のない話で終わったはずだった。しかし、なんということであろう。ICUの問題訂正は某が自信のあった人文・社会科学に多く、自信のなかったATLASには全くなかった。しかも英語も、某が自信のあったところばかり訂正してやがる。1問2点だと考えると、この訂正による某の失点は約15点。そう、某のアドバンテージ分とイコールである。某はICUに腹が立ってきた。「正解がない可能性を排除できない」なんて曖昧な理由で奪われてしまった某の可能性。なんかもう、ICUへの縁のなさへの嘆きというかそういうものも腹が立つと同時に感じていた。

 

 合格発表ページを開くと案の定不合格だった。去年はウケるからスクショ撮ってブログに載せよう!とかそんな元気があったけれど、今年はもうなんかどうでもよかった。ことごとく自分には縁がないんだと悟った。某は静かにPCを閉じ、親と予備校に報告し、愛してやまない世界史総整理の愛してやまないピョートル3世のところを読み込むことにした(ここ、ピョートル3世に親でも殺されたんですかってくらい悪口書かれてておもろい)。そしてそばにあるストック用の魔剤を開栓し、現実を飲み込んだ。

 

人生、そんなものかもしれない。某は今年何度か不貞魔剤をキメて強くなりました。

 

 ただいま、はてなブログ

 

 

【今更ですが自己紹介】

名前;3点

性別;察してください(昔書いていたものでは隠していたのですが、これからは察せる範囲に書こうと思っています)

大学の学科;いちばん就職できなさそうなとこ

趣味;大食い(今は2kgまで食べれる)、激辛

特技;とてもうまいアフリカの白地図を書くこと